2019年11月から猛威をふるった新型コロナウイルス感染症は、2020年3月から約2年間人々の往来を制限しました。
ここフィリピンでも連続ではないにしろ、多くのロックダウン(都市封鎖)が行われました。日本では馴染みがないロックダウンという言葉、外出禁止というのは本当に人々の暮らしや習慣を変えてしまいます。
さて、フィリピンでは新たな社会問題が発生しつつあります。
1965年「ニューヨーク大停電のあと、9ヶ月後にベビーブームが起こった」ということは有名なお話ですが、今回は期間も特に長かったからですね。
2023年、日本での出生率は1.26%、出生数は72万7000人です。
フィリピンの出生率は2.75%、正確な出生数は不明ですが、実に400万人に達した年(2020~2023)があったと言われていますから驚きです。
今後のフィリピンの経済成長にますます拍車をかけてくれるだろうと期待しています。