フィリピンの医療費

アメリカなんかは、安くて5万円、運が悪いと30万円と言われていますから、うかつに救急車など呼ぶこともできません。

フィリピンは日本と違い、医療費に関しては青天井です。

救急車が無料なんていうのは、世界広しといえど日本とイギリスとイタリアくらいのものです。

さて、フィリピンで入院した時の参考治療費を紹介します。

(頻度が高い順)
1.デング熱 ⇒ 6万peso
2.アメーバ症 ⇒ 4万peso
3.肝炎 ⇒ 10万peso~20万peso
4.インフルエンザ ⇒ 2万peso~4万peso
5.盲腸 ⇒ 12万peso~20万peso
6.狂犬病 ⇒ 20万peso
7.骨折 ⇒ 5万peso~20万peso
8.結核 ⇒ 20万peso

海外旅行傷害保険を持たないでフィリピンに観光に来られる方や、日本の住民票を抜いて(国民健康保険が無効)フィリピンにお住まいの方はご注意ください!

突然の出費ほど痛いものはありません。仮に交通事故で重体になったとしても、現金やクレジットカードがない場合は、保証人が現れるまで応急処置すらしてくれません。

血をダラダラと流していても、ひたすら待つしかなくなります。それがフィリピンにおける現実なのです。

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執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

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執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

岐阜県岐阜市生まれ。専修大学経済学部卒業。大手旅行会社で勤務後、保険業界に転職。2008年より110Financial Suportマニラ支店長として赴任、現在に至る。

日本からの季節移住者やフィリピンで働く日本人に、医療保険や自動車保険、証券口座、銀行口座、VISA取得、遺体搬送、管財人業務などを通してサポート。現地赴任17年の経験をもとに、フィリピンへの移住や暮らし全般にて相談をお受けしております。