フィリピンの行政区域

フィリピンの国土は、大まかに3つの地区(ルソン島・ビサヤ諸島・ミンダナオ島)に大別され、さらに17の地方(Region)に細分されています。

さしずめ日本でいうと、本州や九州などの大別、そして関東地方や中国地方などといった地方分けといったところでしょうか。

フィリピンには日本の県にあたる『州(Province)』が81個あり、州は市(City)と町(Municipality)から成り、市と町の最小自治単位はバランガイ(Barangay)という日本の校区のようなもので成り立っています。

そして日本の政令指定都市にあたるのが、高度都市化市(Highly Urbanized City)通称HUCといい、現在フィリピン国内に33市あります。

このクラスになると権限も利権も非常に大きくなりますので、毎回大勢の死人が出るほどの白熱した選挙抗争を繰り広げることになります。(←本当に毎回選挙のたびに大勢亡くなります)

写真はカラフルな街並みで有名なバギオ市の隣町「ラ・トリニダッド」。マニラから車で8時間ほどで行くことができます。

WRITER

執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

WRITER

執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

岐阜県岐阜市生まれ。専修大学経済学部卒業。大手旅行会社で勤務後、保険業界に転職。2008年より110Financial Suportマニラ支店長として赴任、現在に至る。

日本からの季節移住者やフィリピンで働く日本人に、医療保険や自動車保険、証券口座、銀行口座、VISA取得、遺体搬送、管財人業務などを通してサポート。現地赴任17年の経験をもとに、フィリピンへの移住や暮らし全般にて相談をお受けしております。