南蛮貿易

南蛮貿易(なんばんぼうえき)というと、日本と東南アジアの貿易に感じますが、ここで言う南蛮人というのはスペイン人とポルトガル人のことを指します。

特に鉄砲が種子島に伝来した1550年代からポルトガル人との貿易は盛んになり、同時にキリスト教も日本に伝わってきました。

日本の金や銀、中国(明)の生糸(シルク・絹)などが、マカオ・マニラ・マラッカ(シンガポール)を中継してたくさんヨーロッパに流れていきました。

代わりにヨーロッパから伝わったものは、カボチャ・スイカ・トウモロコシ・ジャガイモ・パン・カステラ・タバコ・地球儀・めがね・軍鶏などがあります。

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執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

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執筆者紹介

高橋広幸

Takahashi Hiroyuki

岐阜県岐阜市生まれ。専修大学経済学部卒業。大手旅行会社で勤務後、保険業界に転職。2008年より110Financial Suportマニラ支店長として赴任、現在に至る。

日本からの季節移住者やフィリピンで働く日本人に、医療保険や自動車保険、証券口座、銀行口座、VISA取得、遺体搬送、管財人業務などを通してサポート。現地赴任17年の経験をもとに、フィリピンへの移住や暮らし全般にて相談をお受けしております。