フィリピンは、政情不安や 汚職、麻薬、拳銃など怖いイメージがあるのですが大丈夫ですか?
皆さんのイメージするように、フィリピンでもいくつかの問題や課題を抱えていますが、多くの人々が平和で安全な生活を送っています。政情不安や汚職は一部の事例が存在しますが、政府は問題に取り組むために積極的な措置を講じています、特に2016年に就任したドゥテルテ前大統領以降、フィリピンは非常に政情や治安も安定してきました。
フィリピンの治安は大丈夫ですか?
フィリピンの治安は地域によって異なります。日本も同じように治安の悪い場所はあると思います。スラムと称されるようなエリア以外の一般的な都市部や、人気のある観光地は、比較的治安も良好で、多くの人々が平和で安全に生活し旅行者も多く見られます。2019年の『Numbeo
Safety Index』における 『東南アジアの安全指数トップ10』に4都市がランクインするほどに治安は安定しています。
フィリピンで外出時に気を付けることはありますか?
外出時に気を付けることとして、以下の点に留意することが必要です。
- 海外のどの国でそうですが、公共の場や人ごみでは、貴重品(財布、携帯電話、カメラなど)を目立たないようにしてください。特に貴重品を取り出す必要がある場面では、注意して周囲を確認してください。
- 夜間に外出する場合、明るい場所や人通りの多いルートを選ぶようにしてください。特に少なく人がいる場所や治安の悪い地域では、夜間の外出は避けるべきです。
- 公共交通機関を利用する場合は、タクシーではなくgrab(グラブ)を利用してください。運転手と料金の交渉をする必要もありませんし、行き先をいちいち説明する必要もありません。
- 観光地での活動やアクティビティを予約する際には、信頼性のある旅行会社やガイドを利用することをおすすめします。
フィリピンの医療のレベルはどうですか?
マニラ首都圏には『ナインメジャーホスピタル』と言われる9つの大きな病院があり、医療レベルは高く、MRIや内視鏡なども最新の設備を整えています。また、そういった大きな病院にはジャパンヘルプデスクというサービスが併設されており、日本語でのサービスを受けることが可能です。
フィリピン人のキャラクターってどんな感じですか?
まず友好的で温かいと言えるでしょう。フィリピン人は一般的に友好的で親切な性格です。彼らは訪問者や外国人に対して歓迎的で、親身になって手助けしてくれます。それも家族を助ける文化があるからだと思います。フィリピン人は、家族中心の価値観を持っています。家族はフィリピン文化において非常に重要な役割を果たし、多くのフィリピン人は家族を最優先に考え、家族との絆を大切にします。
個々は快活で陽気な性格なのがフィリピン人。一般的に陽気で楽観的な性格です。彼らは笑いとユーモアを大切にし、明るい雰囲気を作ることが大好きです。その反面、礼儀正しさと敬意も忘れません。フィリピン文化では、敬意と礼儀正しさが重要です。他人に対して敬意を示し、上司や年長者に対しては特に敬意を払うことが一般的です。
ただ、暖かい国特有のルーズさ(笑)があるので、それは理解したうえでフィリピン人とは付き合うのがいいと思います。
夏の暑さが気になりますが、フィリピンの気候はどうですか?
日本よりはるか南に位置するフィリピンですが、皆さんが想像されるより気候はマイルドで40℃を超えるようなことはありません。フィリピンは『熱帯海洋性気候』と呼ばれており、日本の冬季(12月~2月)は20℃を下回ることはなく、日本の夏季(6月~8月)でも35℃を超えることはほとんどありません。
最近の日本の夏は40℃を超える日も多いですから、考え方によってはむしろフィリピンの方が涼しいかもしれませんね。
日本は全てが時間どおりに動きますが、フィリピンはどんな感じでしょうか?
フィリピンや南国の一部の文化では、時間に関する概念が日本に比べて緩いです。これは「フィリピン時間」なんて揶揄されたりします。フィリピンでは、予定された時間に厳密に到着することや、予定通りのスケジュールを厳守することが一般的ではないです。フィリピン人はリラックスしており、時間に対して柔軟な姿勢を持っています。約束の時間に少し遅れることや、イベントや会議が予定よりも時間をかけて進行することが多々あります。このような時間のルーズさは、南国の文化や気候、社会的な状況によって形成されています。
ただし、ビジネス環境や公式な場では、より正確な時間管理が求められることがあります。大きな都市や国際的な企業では、より厳密な時間管理が行われています。日本のように時間に追われることがないため、理解して順応すればどちらかというと心地よく感じられるようになるかもしれません。
郵便や宅配はありますか?オンラインショッピングはできますか?
フィリピン郵便公社(Philippine Postal
Corporation)は、国内および国際的な郵便サービスを提供しています。一般的な手紙や小包の送付には通常数日から数週間かかることがあります。ただし、都市部や主要な都市では配達が迅速に行われています。
一般的には『2GO』や『LBC』などの、公的機関ではない宅配会社のサービスを利用しています。
フィリピンのインターネット環境はどうですか?
近年フィリピンのネット環境は大きく改善されました。有名なプロバイダーは、『PLDT』『Globe』『SKY
Cable』の3社です。どこのサービスも平均で20Mbps~60Mbpsあり、日本と遜色のない速さです。
滞在延長許可が降りなかった場合はどうなるのですか?
国際指名手配や他人から訴えられていない(民事)一般的な日本人で、滞在延長許可が降りなかったことはありません。